毎朝毎晩行なっている『洗顔』。
ほとんどの女性が、洗顔がスキンケアの中で非常に重要な工程であることはご存知かと思います。
しかし
「今使っている洗顔料は本当に肌に合っているの?」
「そもそも正しい洗顔ができているの?」
こう言った疑問を持ちながらも、間違った洗顔方法をし続けている方って意外と多いものです。

この記事では正しい洗顔方法と、肌質別におすすめの洗顔のタイミングについてご説明していきます。
当たり前になってない?洗顔のやり方チェックリスト
あなたは、普段どのような洗顔をしていますか?
正しい洗顔方法を教える前に、以下の項目で当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。
- 手で泡を立てている
- 1年を通して朝と夜の2回洗顔をしている
- シャワーで直接洗い流している
- 体を洗う温度(41℃〜)でそのままで洗顔をしている
- 10秒くらいでチャチャっと洗顔を済ませる
- 反対に長時間洗顔をしている
- フェイスラインから洗顔をはじめている
1つでも当てはまったあなたは、NG洗顔をしてしまっています。
毛穴の汚れや皮脂を落として綺麗になったつもりでも、間違ったやり方をしていると、肌トラブルに繋がるケースも少なくはありません。
美肌を保つためにも、この記事で正しい洗顔方法をマスターしていきましょう!
【基本編】正しい洗顔方法・手順
①手を清潔な状態にする
手についた菌や汚れが肌につかないように、まず手を綺麗な状態にしましょう。
メイクをしている場合
クレンジングが必要なメイクをしている場合は、洗顔の前にクレンジングでメイクを落とします。基本的な洗顔料は、メイクを落とす機能まで兼ね備えていないので、メイク落としでしっかりとオフ、そして残ったクレンジングと毛穴汚れを洗顔料で落とすといった手順が理想的です。
②洗顔料をしっかりと泡立てる

次に洗顔料をしっかりと泡立てます。
ここで注意しておきたいのが、キメ細かい泡を立てること。荒い泡では、毛穴の汚れも落ちません。
洗顔ネットを選ぶ際も、網目が細かいものの方が泡立ちも良いです。
③泡を乗せるのはTゾーンから!泡を滑らせるイメージでくるくるマッサージ

ここでやりがちなNG洗顔が、最初に泡を乗せる場所!

先にフェイスラインから乗せていくと、時間差で洗いすぎ=乾燥しやすくなってしまいます。
その後は肌に摩擦を与えないように、泡を滑らせるイメージでくるくると洗顔していきます。

④ぬるま湯(32℃あたり)で洗い流す
最後にぬるま湯で洗顔料を洗い流していきます。
この時も、肌をこすって洗い流すのはNG。
肌との摩擦をなるべく起こさないように、ぬるま湯を顔にかけるように注いでいきましょう。
⑤タオルオフは乗せるだけで水を拭き取る
水分を拭き取る際は、必ず清潔なタオルで行うこと。
1度使ったタオルには、6億個の雑菌が増えるなんて言われるほど汚い状態に。そんなタオルをせっかく綺麗になった顔に当てるなんてぞっとしますね。
そしてタオルを当てる際も、ぎゅっと押さえつけず&こすらずが基本!
すぐに化粧水に入るので、肌に乗せて軽くオフする程度でOKなんです。

これをベースに注意しておきたいポイントを紹介していきます。
やりがちなNG洗顔方法!注意すべきポイント

【NG洗顔①】シャワーを直接肌に当てる
髪や体を洗ったあと、その流れで洗顔料もシャワーで洗い流す…手取り早い方法ですが、ストップ!これもNG洗顔方法です。
理由は簡単に想像できると思いますが、シャワーを肌に直接肌に当てると刺激になってしまいます。
顔は特に皮膚が薄いので、お風呂場であっても洗面器にぬるま湯を溜めて洗い流しましょう。
【NG洗顔②】短時間&長時間の洗顔
洗顔料は、水で落ちない毛穴の汚れや皮脂を「落とす」威力があるわけですから、長時間の洗顔は肌へダメージとなってしまうこともあります。
逆にささっと洗うだけでは、細かい部分の皮脂等が落ちていないことも…。
洗顔に使われている成分や肌質によって異なりますが、なんでも「適度」を守ることが大事です。
洗顔料を肌にのせる時間は20秒ほどがベスト。
やりすぎには注意しましょう。
【NG洗顔③】冷水で洗い流す
まぶたが重い朝、冷水で顔を洗うとスッキリしますよね。
残念ですが、冷水で洗顔料を洗い流すのはNGです。
肌の汚れや余分な皮脂は、油汚れと同じようにぬるま湯の方が落ちやすいからです。

化粧水や美容液の効果を最大限発揮するにも、洗い流すときは「ぬるま湯で」を心がけましょう。
ちなみに、お湯ではだめなのか?といった質問も多く寄せられますが、温度が高すぎると肌に必要な水分や皮脂まで取り除いてしまい、肌の乾燥の原因に繋がる恐れがあります。
水の温度は冷たすぎず熱すぎない「32度前後」がベストです。
朝洗顔はやるべき?正しい洗顔のタイミング

夜寝る前の洗顔はマスト
1日の終わり、夜寝る前の洗顔はマストです。
外に出ているとホコリや汚れた空気が肌にくっついてきます。寝る前には、洗顔をして肌を清潔に保ちましょう。
朝洗顔は肌の状態に合わせて調整しよう
朝洗顔は、肌質によってそれぞれです。
1年中、季節ごとに肌質は変化していくので、そのときどきの肌の状態に合わせて、朝洗顔を使い分けることがベストです。
乾燥肌や敏感肌はぬるま湯洗顔でOK
洗顔は必ず1日2回しなければならない訳ではありません。
特に乾燥肌や敏感肌の人は、過激な洗顔が肌のダメージとなってしまうこともあるので、朝はぬるま湯のみの洗顔でOKです。
また、普通肌の方でも肌質は体調や季節によって変わってくるので、生理前の肌がゆらぎやすい日や冬場乾燥しやすい時期は、夜だけ洗顔料を使うなど調整してもいいかもしれません。
べたつく脂性肌は朝と夜の1日2回
もともと皮脂の分泌量が多い、肌がテカリやすい人は、寝ているときに余分な皮脂が分泌されていることも考えられるので、朝と夜の1日2回きちんと洗顔料を使って洗い流してあげることが大事です。
肌に残った汚れや皮脂が毛穴トラブルの原因に繋がるので、余分なものをきちんと落とす「洗顔」が美肌に繋がるキーポイントになります。
肌トラブル別おすすめの洗顔料
毛穴の黒ずみ・角栓におすすめの洗顔料
毛穴の黒ずみや角栓にお悩みの方におすすめの洗顔料は、
- 酵素洗顔
- クレイ洗顔
- ピーリング洗顔
です。
毛穴トラブルの原因はいくつも考えられるため、毛穴の症状によって的確なアプローチが求められます。自分にはどのような洗顔料があっているのか?気になる方はこちらの関連記事で詳しくチェックしてくださいね。
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毛穴の黒ずみ・汚れ・角栓に効く洗顔料おすすめランキング。毛穴レスを目指す2020年私のベスコス
続きを見る
酵素洗顔ランキング1位
【SUISAIスイサイ / ビューティクリア パウダーウォッシュN】
メーカー希望小売価格:1,800円+税
内容量:0.4g×32個入り
おすすめポイント
毛穴の角栓を作るタンパク質、皮脂、それぞれにアプローチする酵素成分が配合されており、毛穴の角栓に特化した代表的な酵素洗顔!
口コミでも評判が良いだけあって、成分内容も◎週に1〜2回のスペシャルケアとして取り入れてほしい一押しアイテムです。
クレイ洗顔ランキング1位
【ビーグレン / クレイウォッシュ】
通常価格:3,546円+税
通常価格:1,800円+税
内容量:135g
おすすめポイント
浸透テクノロジーを使用したサイエンスコスメとして人気を集めるビーグレン。中でもベストセラー商品が、こちらクレイ洗顔です。
クレイの特徴とも言える、汚れを吸引して落とす性質をうまく取り入れ、泡立てない洗顔料として人気を集めています。肌悩み別に用意されたトライアルセットすべてにクレイ洗顔が含まれるので、初心者の人でも試しやすいです。
ピーリング洗顔ランキング1位
【サンリソット / スキンピールバー】
メーカー希望小売価格:5,500円(税込)
→4種類トライアルセット:1,800円(税込)
内容量:135g
おすすめポイント
美容外科でも販売されているサンリソットのピーリング洗顔。肌トラブル別に用意された4種類の石鹸の中でも、AHAとBHAがW配合された「スキンピールバー 黒」がおすすめ!浸透力がUPし、ピーリング成分の効果を最大限に発揮できるよう工夫された商品です。
一見、固形洗顔としては値段が高いようにも見えますが、長い人では半年間持つと言われるほど、コスパの良い商品です。
洗顔後はスキンケアを忘れずに。
当たり前になりがちな洗顔のやり方。
気づかないうちに独自のやり方になっていた…なんてことも少なくはありません。
正しい洗顔方法を見直して、毎日の洗顔をより効果のあるものにしていきましょう。
あと、洗顔後に忘れてはいけないのが「保湿」です。
ぬるま湯で洗顔した後、肌が柔らかい状態のうちにしっかりと美容成分を入れ込みます。
裸のまますぐにスキンケアを!!とまではいきませんが、髪の毛を乾かす前になるべく“すぐに”スキンケアできちんと保湿していあげることが大事です。