赤ら顔やニキビには、何種類かのタイプがあります。
治すことが容易ではないといわれる赤ら顔やニキビですが、どうしても気になってしまう方、多いのではないでしょうか?
ニキビが悪化してしまうとニキビ跡になってしまうし、それもまた赤みの原因となってしまいます。
そこで今回は、赤ら顔とニキビの原因、そして、その治し方を、ニキビ跡の赤みを消す方法と併せてまとめてみました。
どうしても治らない方には、美容皮膚科での最新治療や、メイクでの隠し方の方法を記事の後半でご案内しています!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
もくじ
執筆:ふじおか まい
【耳つぼ認定講師 / リップエステ】美容大好きな3人男児のママ。ママ読者モデルを経て、現在はWEBライターやインフルエンサーの活動をしています。年を重ねるごとに女性の美に対する悩みは変わってきますが、読者の皆さんと同じ気持ちになって美を追求していきます!
赤ら顔・ニキビの原因とは?
まず最初に、赤ら顔やニキビは、一体何が原因で起こるのでしょうか?
赤ら顔・ニキビの順に、以下にまとめました。ご覧ください!
赤ら顔とは?
赤ら顔とは、頬に細い血管が透けてみえているため、顔に赤みがあるような状態が続いている症状のことです。
赤ら顔の原因とは?
赤ら顔の原因となるものを以下にまとめました。
赤ら顔の原因とは?
・酒さ(しゅさ)によるもの
・生まれつきによるもの
・毛細血管拡張症によるもの
・脂漏性皮膚炎によるもの
・乾燥によりバリア機能が低下し肌が炎症を起こしたもの
・ニキビやニキビ跡の炎症により肌そのものが赤くなるもの
酒さ(しゅさ)によるもの
酒さとは?
体質的な病気のことで、顔の頬や額などの中心に、紅斑などの症状が長時間続き、ほてり感などを伴います。繰り返すことで、徐々にニキビに似たような発疹が出る場合も。
症状が長引いてしまうと、毛穴が広がったり、皮膚が厚くなってしまったり、繊維化してしまったりといったことが原因で、鼻の形がいわゆる“だんご鼻”のようになってしまうこともあるんです。
生まれつきによるもの
生まれつき、赤ら顔の方もいらっしゃいます。
肌の色が白い方に多くみられますが、年齢を重ねるごとに赤みが薄くなってくる場合も...。
毛細血管拡張症によるもの
皮膚の毛細血管が拡張すると、血流が通常よりも増えた状態になることで、皮膚が赤くみえてしまいます。
毛細血管は、様々なことが要因で拡張します。
毛細血管が拡張する様々な理由とは?
・気温差・緊張・飲酒・外部からの刺激、など
正常な状態でも上記のような理由で毛細血管が拡張して皮膚が赤くなりますが、拡張した血管がもとに戻らなくなると、毛細血管拡張症となり、赤ら顔になってしまうのです。
また、スキンケアやメイク、マッサージをする際などに、強く擦ってしまったり刺激を与えてしまうことによって、毛細血管が開き赤ら顔になってしまうことも...。
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)によるもの
脂漏性皮膚炎とは?
T-ゾーンや髪の生え際などといった、皮脂の分泌が多い箇所におこる皮膚炎のこと
脂漏性皮膚炎は、皮膚の炎症を伴ってしまうため、赤ら顔の原因となってしまいます。
乾燥によるバリア機能の低下によって肌が炎症をおこすため
肌が乾燥している状態の場合に、透明感が失われることによって肌の色がくすんでしまい、赤ら顔にみえてしまうことがあります。
さらに、そのまま乾燥が続く状態になると、ターンオーバーが乱れることによって、肌のバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下すると、少しの刺激にも敏感になってしまい、炎症をおこしやすくなってしまうんです。
ニキビの炎症やニキビ跡によるもの
炎症を伴うニキビの炎症やニキビ跡によって、肌の組織にダメージを与えてしまうと、炎症した箇所の組織を治すため、毛細血管が集中します。
つまり、血液が炎症した箇所に集中することによって、皮膚が赤くみえてしまうというわけです。
これを繰り返すことで、炎症がなかなか収まらず、ニキビ跡の赤みが残ってしまい、赤ら顔に。
赤ら顔とニキビには、とても深い関係があるようです…。
ニキビができる原因も気になりませんか?下記にまとめましたので、ぜひご覧ください!
ニキビの原因
ニキビの原因とは?
・皮脂の過剰分泌によるもの
・毛穴の詰まりによるもの
・アクネ菌の増殖によるもの
皮脂の過剰分泌によるもの
皮脂が過剰に分泌すると、皮脂を分泌する毛穴が赤く炎症をおこしてしまうことで、ニキビができる原因になってしまいます。
皮脂の過剰分泌がおこるのは何故?
・思春期などに性ホルモンの分泌が活発になるため
・ストレスなどの影響によるもの
・ホルモンバランスの乱れによるもの
美容のためにも健康のためにも、ストレスを溜めないように、できるだけ健やかに生活して、健康的に過ごすことが大切なんですね!
毛穴の詰まりによるもの
肌のターンオーバー機能が乱れると、毛穴の出口が塞がれてしまうことに。
それによって毛穴が詰まることで、ニキビの原因となってしまうんです…!
アクネ菌の増殖によるもの
アクネ菌は、肌の常在菌です。誰にでも存在します。このアクネ菌が増殖することによって、ニキビの原因になってしまうのです。
そうすると、炎症を引きおこし、アクネ菌に対する免疫反応が毛穴だけにおこった場合にはニキビとなります。
これが毛穴だけでなく皮膚全体におこると、赤ら顔になってしまうのです!
アクネ菌は、毛穴が詰まって皮脂が過剰分泌している状態だと、どんどん増えていきます。
皮膚全体におこった場合は、赤ら顔に。
ニキビの種類にも注目!
白ニキビ | 毛穴に詰まった皮脂や老廃物が、毛穴の内側から盛り上がっている状態。コメドといわれます。炎症はない状態。 |
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黒ニキビ | 白ニキビをそのままにしていると、毛穴表面の白いコメドが酸化して黒く変化したもの。炎症はない状態。 |
赤ニキビ (炎症性ニキビ) |
赤ニキビは、皮脂の過剰分泌によって、毛穴が詰まりアクネ菌が増えることで、炎症をおこし赤く腫れ上がっています。 |
黄ニキビ | 赤ニキビが酷くなり、膿んでしまった状態。赤いニキビの中心に白、または黄色の膿がみえます。 |
白ニキビは、初期段階。そのままにしていると、コメドが酸化してしまうことにより、黒ニキビに。
ニキビ菌が増殖し、炎症をおこしてしまうと、炎症性ニキビ(赤ニキビ)になってしまいます。
赤ニキビは、炎症がひどくなると、黄ニキビに変化します。そうなると、膿んでしまい、膨れあがり、痛みを伴ったり熱を持つこともあるのです。
そうならないためには、早めに正しいケアを行うことを心がけましょう。そうすることで、ニキビ跡になるのを防いでくれますよ。
ニキビ跡について
ニキビの炎症が酷い状態や、自己判断でニキビを潰してしまうと、毛穴周りの組織も破壊されてしまうことに。
そうすると、元の状態には戻らずにニキビ跡になってしまうことも。
ニキビ跡による赤み
ニキビが治ったあとも、その赤みだけが残ってしまった状態が、ニキビ跡の赤みとなります。
これも赤ら顔の原因です。
赤ら顔の他にも、ニキビ跡が肌に与える影響を以下にまとめました。
ニキビ跡が肌に与える影響とは?
ニキビ跡が肌に与える影響とは?
・クレーター(凹み)ができてしまう
・皮膚表面が盛り上がってしまう
・茶色く色素沈着してシミになってしまう(炎症後色素沈着)
クレーターができてしまう
ニキビ跡は、クレーターの原因にもなってしまいます。
皮膚表面が凹んでしまった状態のことをクレーターといいますが、これは肌の表皮層のさらに下にある真皮層にまでダメージが加わることが原因。こうなると、肌の表面がぼこぼこした印象にみえてしまいます。
皮膚表面が盛り上がってしまう
クレーターとは逆に、皮膚表面が盛り上がってしまうといった場合も。
原因としては、肌がニキビ跡の欠損組織の修復をする際に、赤みや組織の増大が続いてしまうと、過剰にコラーゲンが増殖されてしまうため、皮膚表面が盛り上がってしまいます。
こちらは、肌表面がぶつぶつした印象にみえるので、クレーターと同様に、とても気になってしまうのではないでしょうか。
茶色く色素沈着してシミになってしまう(炎症後色素沈着)
ニキビの炎症によりダメージを受けた肌は、メラニンが炎症のおきた箇所で過剰に作られてしまうので、色素沈着して茶色いシミのようになってしまうことがあります。
これを“炎症後色素沈着”といいます。
ニキビのときの状態から、茶色いシミのようなニキビ跡・赤いニキビ跡になってしまう前に、できるだけ早めにケアすることが大切です。
ニキビ跡による赤みは完全には治らない!?
ニキビ跡は、完全に元通りに治すのは大変難しいといわれています。
ニキビ跡の治療は、美容皮膚科に通ったりと、特別な治療となってしまいますので、時間もお金もかかることに。
それでも少しでも薄くしたり、時間がかかっても改善に向かう方法はあります。
ニキビ跡の治し方については、また後ほど改めて紹介しますね!
赤み・ニキビ・ニキビ跡は治すことができる!?治し方は?
赤み・ニキビ・ニキビ跡は治すことができるのでしょうか?
実は、赤み・ニキビ・ニキビ跡を治すのは、なかなか難しいといわれているのですが、それでも改善方法はあるんです!
治し方を、症状に合わせた対処法と併せて、以下に紹介していきますね!
赤み・ニキビ・ニキビ跡の自力でできる治し方
まずは、自力でできる治し方の紹介です。
赤み・ニキビ・ニキビ跡の自力でできる治し方とは?
・化粧水で丁寧なスキンケアを!
・赤ら顔に効果的な食品を摂る
・生活習慣の乱れを改善する
(睡眠時間をきちんととる・自律神経を整える・栄養バランスのとれた食事をとる)
・毎日しっかりと紫外線対策を怠らないこと
・肌に刺激を与えないようにする
化粧水で丁寧なスキンケアを!
自力で赤ら顔を治したい!といった方におすすめなのは、毎日のスキンケアに、赤ら顔に効果的な成分が入った化粧水を取り入れるといった方法。
市販で購入出来る化粧水なら、忙しくても手軽にケアできるのではないでしょうか。
どういった化粧水が赤ら顔やニキビに効果的なのか気になりませんか?以下にまとめました。
・皮膚が薄い方や乾燥肌の方には保湿力の高いものを
・赤ニキビによる赤ら顔の方には抗炎症成分や抗菌作用、収れん作用のあるものを
・毛細血管拡張症の方には血流を整えてくれるものを
上記のように、化粧水に含まれる成分や目的に合わせたもの、その効果についても、詳しく知っておくことが大切です!
それらを網羅した“赤ら顔に効果的な化粧水の人気ランキング記事”があります。ぜひ参照してくださいね♡
赤ら顔のスキンケア方法は化粧水がおすすめ!デパコスからプチプラまで最新人気ランキング10選
赤ら顔に効果的な食品を摂る
食生活にも気を遣いましょう。バランスのとれた食事をすることは基本ですが、進んで摂るべき食品を知っておくのも大切ですよ。
進んで摂るべきもの
・ビタミンC
・ビタミンE
・ビタミンB群(B1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)
美肌を作るビタミンCや、毛細血管の調子を整えるビタミンEなどを、ビタミンB群と一緒に摂ることで、肌のターンオーバーを正常に整えるサポートとなります。
ビタミンB2を摂ることで、日光に過敏になることを防いでくれますので、ビタミンB群の中でも、ビタミンB2を積極的に摂るといいでしょう。
どのような食品が、それぞれの成分を多く含んでいるのか、以下にまとめました♡
ビタミンCが豊富な食品
レモン・ピーマン・赤ピーマン・黄ピーマン・芽キャベツ・ゴーヤ・柿・キウイフルーツなど
ビタミンCは、水溶性ビタミンなので、水に溶けやすいです。また、酸化しやすいため、生でそのまま食べるのがおすすめですよ。
ビタミンCは、一度に沢山摂っても過剰摂取にはなりませんが、体から排泄されるまでの時間が短いため、こまめに摂るように心掛けましょう。
ビタミンEが豊富な食品
・アーモンド(ナッツ類)・アンコウの肝・うなぎ・たらこ・アボカド、など
ビタミンEが1日に推奨されている量は、6.5mg。例えば、アーモンド15粒ほどです。
ビタミンEも、水溶性ビタミンですよ!こまめに毎日摂りたいですね。
アーモンドなら、おやつ代わりにいいかも!簡単に続けやすそうです。
ビタミンB2が豊富な食品
魚や卵、乳製品などに多く含まれています。他にも、納豆やほうれん草などといった緑黄色野菜にも含まれています。
毎日の食事の中で、積極的に摂れそうですね♪
生活習慣の乱れを改善する
- 睡眠時間をきちんととる
- 自律神経を整える
- 栄養バランスのとれた食事をとる
生活習慣の乱れを改善することは、健康面だけでなく、赤ら顔にも効果的なんです!
夜更かしをして朝は寝坊してしまったり、寝る時間がバラバラだったりと、不規則な生活が続くと良くありません。
早寝早起きをして、朝は太陽の光を浴びて、自律神経を整えましょう。
食事は特に大切です。
先ほど、「赤ら顔に効果的な食品を摂る」でも説明しましたが、バランスのとれた食事を摂ることが必要です。
野菜やたんぱく質が多めの食事を心がけ、嗜好品や飲酒などはできるだけ避けましょう。
また、老廃物を溜めてしまうと、ニキビができやすくなってしまったり、血行が悪くなってしまうことによって赤ら顔の原因に。
そうならないためにも、老廃物を溜めないように水分をたっぷりとって、体の中から老廃物を排出することも重要です。
赤ら顔を改善しながらも、健康的な生活を送れるように頑張りましょうね!
毎日しっかりと紫外線対策をとること
紫外線対策は、しっかりと毎日しましょう!
紫外線対策による効果を実感するためには、継続することがとても大切ですよ。
- 朝起きたら、ぬるま湯で洗顔
- すぐにスキンケアして
- スキンケアのあとは日焼け止めを
日焼け止めか、日焼け止め効果のある化粧下地を必ず塗るようにしましょう。毎日です。
外に出ない日でも、日焼け止めは必ず塗りましょう。紫外線は窓を通して部屋の中にまで侵入してきます。
私の場合も、外に出ないメイクしない日でも、朝一で必ず日焼け止めを塗っていますが、肌の調子がいいのを実感していますよ♪
肌に刺激を与えないようにする
肌に刺激を与えないことも大切です。
例えば、クレンジングしている時や洗顔しているとき、メイクしているときなどに顔を触りますが、そのときに、肌をこすらないようにしましょう。
優しく、できるだけ肌に触れないように心がけましょうね。
自力でできる治し方を紹介しました。
いかがでしたか?次に、症状別での対処法を紹介します。
症状別での対処法
赤ら顔の原因となる症状別での対処法もまとめました!
- 脂漏性皮膚炎の場合
- 酒さの場合
- ニキビやニキビ跡の場合
①脂漏性皮膚炎の場合
脂漏性皮膚炎の場合の対処法は?
- ビタミンC誘導体が配合されている化粧水を使う
- ビタミンCのイオン導入をする
②酒さの場合
酒さの場合の対処法は?
- 皮膚科での薬物治療
- 美容皮膚科でのレーザー治療やフォトフェイシャル
酒さの場合は、激しい温度差や紫外線・刺激物・飲酒・化粧品など、原因は様々です。
上記の対処法の他にも、毎日のライフスタイルにおいても、健康的な生活を保つことが大切だといえるでしょう。
※後ほど“皮膚科・美容皮膚科”についても解説していますので、ご覧ください。
③ニキビやニキビ跡の場合
ニキビやニキビ跡の場合の対処法は?
- ビタミンC誘導体が配合されたスキンケア商品を使う
- ピーリングによってターンオーバーを正常に機能させる
- ニキビ跡には美白成分が配合された市販薬を試してみて
- 赤い色素に反応するレーザーなどを試してみる
ビタミンC誘導体が配合されたスキンケア商品を使う
化粧水は、保湿効果のあるものや、ニキビによる炎症や色素沈着を抑制する作用のある“ビタミンC誘導体”を成分とした化粧水を使うのがおすすめです。
ビタミンC誘導体は、化粧品の全成分表示に、~アスコルビン酸○○・○○アスコルビルなどと記載されています。
ピーリングによってターンオーバーを正常にさせる
ピーリング化粧品に含まれる成分が、肌表面の古い角質を取り除いてくれます。これによって、ターンオーバーを正常に導いてくれる効果が期待できます。
ニキビ跡には美白成分が配合された市販薬を試してみて
ニキビ跡には、美白成分が配合された市販薬(医薬品)を試してみることも、効果的です。
ニキビ跡におすすめの美白成分とは?
L-システイン
トラネキサム酸
ビタミンC
ニキビの箇所が不潔になってしまうと炎症をおこしてしまい、症状が悪化することになってしまいます。
ニキビ跡ができやすくならないためにも、できるだけメイクすることも避けたほうがいいでしょう。
いつも清潔な状態を保つように注意することが大切です。
また、自力でできるニキビケアとして紹介したいのが、過剰分泌した皮脂を洗顔で丁寧に取り除き、しっかりと保湿をするといった方法。
たっぷりの泡を使って、優しく肌を擦らないようにするのがポイントです!
ニキビ専用の洗顔料や保湿剤を使うと、より効果的ですよ。
ニキビ・ニキビ跡の洗顔について、詳しく書かれた記事がありますので、ぜひご覧くださいね。
ニキビ・ニキビ跡のケアは洗顔から!おすすめアイテム&対策に必要な知識まとめ
漢方を試してみるのもあり!?
赤ら顔には、漢方を試してみるのもいいかもしれません。
以下に、参考記事を一部抜粋しました。また、ニキビに効く漢方を紹介しています。ぜひご覧くださいね。
ニキビ(にきび)の治療で用いることが多い漢方薬
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)・体力中等度以上で、赤ら顔で、ときにのぼせのある方のにきび、顔面・頭部の湿疹など
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)・体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒い方のにきび、慢性鼻炎など
桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)・比較的体力があり、肩こり、頭重、のぼせて足冷えなどがある方のにきび、しみなど
引用元:自然と健康を化学する漢方のツムラ
※漢方は、化粧品や薬などと同様、人によっては合う合わないがあります。
私は以前漢方を使用したことがあったのですが、服用中に少し浮腫みがでてしまったので、効果が出るより前に服用をやめました。ですが、合う方には副作用もなく、とても効果的なものだという声もたくさん聞きます!
合う合わないは漢方の種類にもよるかと思いますので、またチャレンジしてみたいと思っています♪
万が一合わない場合には、服用するのをやめれば大丈夫♪私も予後は全く平気でしたよ。
まずは漢方を扱う病院で、相談・診察してもらうのがおすすめです♪
皮膚科・美容皮膚科に相談しに行く!
自力で治らない頑固な赤ら顔やニキビ・ニキビ跡…。こういった場合には、専門家にお願いしてみるのもいいかもしれません。酒さでお困りの方も、対処法として要チェックです!
思い切って、皮膚科や美容皮膚科に相談しに行ってみるのはどうでしょうか?
・美容皮膚科でレーザーなどの最新治療を受けるのもおすすめ!
皮膚科で薬を処方して(ビタミンCなど)
皮膚科で、赤ら顔やニキビ・ニキビ跡に効果的な薬を処方してもらいましょう。
ビタミンCが有効ですが、ビタミンCの薬だけでなく、ローションやピーリング、軟膏なども、症状に合わせて様々なものが用意してあります。
美容皮膚科でレーザーなどの最新治療を受けるのもおすすめ!
なかなか治らない、赤ら顔やニキビ・ニキビ跡には、美容皮膚科で最新治療を受けるのもおすすめ。
例えば…。
・レーザー
イオン導入とは?
ビタミンE、ビタミンCなどの抗男性ホルモン薬が配合された導入液を、肌の真皮層まで浸透させる。
この導入によって、肌質の改善が期待できるんですね。
他にも、蛋白分解酵素抑制因子を導入することによって、酒さの方の痒みや痛みが改善される効果が期待できます。
レーザーには、以下のようなものがあります。・ニキビ跡の色素沈着やクレーターに効果的なもの
・ニキビ跡の赤みに効果的なもの
病院によって、使われるレーザーや種類は違い、様々なものがあります。
どのようなものがあるのか、詳細が気になる方は、美容皮膚科を検索して、各ホームページを参照してみてくださいね!
参考までに、いくつか、美容皮膚科の公式ホームページを以下に載せておきますね。
「美容皮膚科タカミクリニック」公式HP
※赤ら顔コース:15,000円(税抜) ニキビ赤ら顔スペシャルコース:28,000 円(税抜)
「青山ヒフ科クリニック」公式HP
「品川スキンクリニック 美容皮フ科クリニック」公式HP
顔の赤みが気になる男性にも
女性だけでなく、男性にも顔の赤みが気になるといった方は多いのではないでしょうか?
これまで紹介してきた、赤みやニキビ・ニキビ跡の治し方は、女性だけでなく、もちろん男性にも同じように有効ですので、ぜひ参考にして、試してみてくださいね♪
メイクで顔の赤みを綺麗にカバーする方法もおすすめ♡
赤ら顔やニキビ・ニキビ跡への様々な対処法を紹介してきましたが、その他にも、「手軽に顔の赤みを隠したい!」といった方もいらっしゃるかと思います。
そういった方のために、メイクで綺麗に顔の赤みをカバーする方法をお伝えしますね!
メイクで顔の赤みをカバーするためのポイントは?
・コントトールカラーはグリーンorイエローを選ぶのが〇
・コンシーラーで気になるところをカバーして!
コントロールカラーはグリーンorイエローを選ぶのが〇
まず大切なのが、赤の補色のコントロールカラーを使うこと。
これによって肌の色が補正され、赤みが目立たなくなるんです。
自分の肌のベースの色(イエローベースかブルーべース)によって、グリーンorイエローのコントロールカラーを選ぶのがおすすめです。
イエベの場合 | グリーンよりもイエローの方が肌に馴染みやすい |
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ブルベの場合 | イエローよりもグリーンの方が肌に馴染みやすい |
コントロールカラーは、基本的にUV効果を備えていますが、さらにUV対策を強化したものも多くありますので、それぞれのライフスタイルに合わせて選んでみましょう。
コンシーラーで気になるところをカバーして
コントロールカラーでベースカラーを補正したら、ファンデーションの前に、コンシーラーを塗りましょう。ここもとても大切です。
コンシーラーのおすすめ↓
ニキビやニキビ跡 | テクスチャーが硬めのもの |
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頬の赤み | テクスチャーが硬すぎないもの |
コンシーラーを塗る時のポイントは、ニキビやニキビ跡の場合は、硬めのテクスチャーのコンシーラーを、ファンデーションの前に塗ることです。
※頬の赤みを隠したい場合は、広範囲になるかと思いますので、テクスチャーは硬すぎないものの方が、まんべんなく自然な雰囲気に仕上がるでしょう。
ニキビやニキビ跡などの部分的な赤みを消したい方には、ピンポイントで付けられるタイプのコンシーラーを選ぶと扱いやすくて大変重宝しますよ。
メイクで顔の赤みを綺麗にカバーする手順♪
step
1丁寧に洗顔してスキンケアをする
肌を摩擦しないように丁寧に優しく洗顔しましょう。洗顔したら、しっかりスキンケアします。
step
2自分の肌のベースに合うコントロールカラーで色味を補正する
コントロールカラーは、まんべんなく顔全体に塗りましょう。
※UV効果の低いコントロールカラーの場合には、スキンケアの後に日焼け止めを塗ることをおすすめします。
step
3コンシーラーで赤みの気になる箇所を隠す
赤みの気になる箇所や、ニキビやニキビ跡の目立つところに、コンシーラーを軽くたたくようにポンポンと載せて、馴染ませていきましょう。
ニキビのある箇所は清潔に保っておきたいので、本当はできるだけメイクしたくないのですが、しっかり隠したい日にはメイクして、その日はクレンジングを丁寧にしましょうね!
step
4ファンデーションで仕上げる
最後に、ファンデーションで仕上げて完成です。
おすすめは、リキッドやクリームタイプのものです。
カバー力が強いもので、首の色味に合ったファンデーションを選んで塗りましょう。
お粉には、ファンデーションを固定するといった役割があるため、ヨレが気になるといった方は、お粉をたたいておきましょう。
※お粉は、パウダーファンデの方には不要です。
ツヤ肌で仕上げたい方は、お粉をたたかないでそのままがおすすめですよ♪
ニキビが原因の赤ら顔の方は要注意!マスクによる肌トラブルに気を付けて
このご時世なので、外出時にはマスク装着がマストですよね!そして、これからもマスクをつける生活が続くでしょう。
生活に欠かせなくなったマスクですが、実は最近、マスク装着による肌トラブルが増えているんです!
20代・30代の女性の肌トラブルにおいては、「ニキビ・吹き出物」が約7割(68.7%)となり、「肌のベタつき」も6割を超える(63.7%)結果となったそう。
参考資料:2020年春のコロナストレスがもたらした肌への影響
メイクをしたままマスクをすることによって、毛穴が詰まりやすくなってしまい、アクネ菌が増殖した結果、ニキビができやすくなってしまうのではないでしょうか。
マスクによるニキビ発生を防ぐには、マスクをこまめに取り換えて清潔に保ち、時々外して喚起することが大切です。
まとめ
いかがでしたか?赤ら顔とニキビができる原因の解説や、赤ら顔・ニキビ・ニキビ跡の治し方などを紹介してきました。
治し方は、自力でできるものや、症状別、美容皮膚科での場合に分けてお届けしました。
他にも、メイクで隠す方法なども、即効性がありおすすめですので、ぜひ試してみてくださいね!